投資その前に海外口座の必要性

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海外口座の必要性

最近はやりは、海外に銀行口座を持つというものです。
うまく使えば、非常に便利な場合もあります。
ただ、この銀行口座も、どういう目的で保有するのか良く考えた方がいいと思います。
中には、「海外投資はまず銀行口座作成から」などということを主張するところもあるようですが、われわれの考え方は少し違います。
蛇足ですが、海外口座保有を完全否定しているのではなく、その前に考えましょうという主張です。


海外銀行口座で何が期待できるか

海外の「銀行」と言われるところでは、多種多様のサービスがあります。
まずは、日本でもある普通の銀行のサービスです。
送金や小切手の決済といったものです。
もうひとつは、ファンドなどを購入できる投資商品の購入が出来るサービスもあります。
最近では、日本の銀行でも、そういったサービスが提供されるようになりましたが、海外では、ずいぶん前からそのようなサービスが提供されていました。
さらには、スイスに代表されるような個人資産の保全、運用を担う「プライベートバンク」のような存在もあります。

ただし、このようなサービスを受けるには、それ相応の資産が必要になります。
海外の銀行口座では、ほとんどの場合、最低預金額というものがあり、それを下回ると、口座を維持するための手数料を取られてしまうケースがほとんどです。
また、プライベートバンクなどは、種々のケースがありますが、最低50万ドル〜100万ドル以上というのが通り相場のようです。
もし、あなたが、それだけのお金をお持ちなら、プライベートバンクに口座を持てばいいでしょう。
大抵の場合、年間1〜1.5%程度の手数料で、いろんな要求に応じてくれるらしいです。
プライベートバンクについては、ここのサイトでは深掘りしません。別の機会に議論したいと思います。

普通の平均的なサラリーマンの場合、なかなかプライベートバンクにはたどり着きませんので、いわゆるオフショアバンクといったものがターゲットになります。
オフショアバンクに口座を持つと何が出来るのでしょうか?
外貨預金が出来る。外貨を安く送金、着金できる。銀行によってはファンドを購入できる。
ということ事に要約されると思われます。


あなたの資産運用で本当に海外口座が必要ですか?

海外銀行口座が必要になるケースについて考えて見ましょう。
まず、ある特定のオフショアバンクを通じてでないと欲しいファンドが購入できないという場合は、非常に強い動機になります。
そこまでお考えの方は、口座を保有してファンドを購入すればいいと思います。

次に、海外に証券口座を持っていたり、すでにファンド投資をしていて、外貨での返金が想定される場合。
この場合は、金額や今後の運用によって判断すべきです。日本の銀行に外貨で送金すると日本円に両替する手数料が非常に高かったり、外貨でそのまま着金しても手数料を取られたりとあまりいいことがありません。
続いて海外に投資する場合は、ドルならドルのまま海外の銀行に着金し、次の投資先にそのまま送金する方が低コストです。
ただし、冒頭に述べたように、銀行ごとに違いますが最低預金額の設定がありますので、コストを含め慎重に判断すべきです。

最後に、これから海外投資を始めようとされる方の場合、はっきりいって、海外に銀行口座を持つメリットがありません。
最低預金額が銀行に寝てしまうぐらいなら、その分を投資のまわした方がいいように思います。
ファンドも、IFAを通じて購入すればいいので、ある銀行のファンドに惚れたというのでない限り、意味ないでしょう。

意外に知られていないのが、半年程使わないでいると、一端凍結されてしまう事もあるということです。(銀行によって違います)
「盗難やら疑うらしい、と電話で聞いたらいっていた」という話もありました。
半年全く使わない、という事は実は普通に起きうる事ですし、かといって、凍結されないように引き出しとかしてたら余分なコストもかかります。
なお、当然ながら各種取引は英語となります。
英語に弱い人が、ある日いきなりネット口座に繋がらない、、となったらかなりのパニックに陥る事は容易に想像出来ます。(当然、どこぞかに理由は書いてありますが、英語に弱い人ですと探し出せない可能性は大きいですね。)
ちょっと脱線しますが、送金額が大きいとか、普段使わない国でクレジットカードを使うと、一旦凍結されて、電話をかけないと送金やカード使用が出来ないということは良くあることです。
米国の証券会社でも、今までとは違う送金先を入力したりすると、確認できるまで送金が止まった経験もあります。
まあ、電話と言っても、名前や生年月日、口座を作るときに登録したキーワード等の本人確認の後、本当に送金指示をしたのかという問いに答えればいいだけなので、ちょっと英語が出来れば大丈夫ですが、、、、

海外口座を開設したい人へ

最近、だんだん海外の口座が開きにくくなっているといわれています。
確かにそういう流れは否定できないでしょうが、あまりにもそういったことをあおって、海外口座の開設をやたらと推奨するのはいかがなもんでしょう。
それが、紹介やら、手続きやら、作成支援、○○認証費用とかで、1万円から数万円の料金を提示しているをみると、ちょっと高いなと思います。
本来、銀行口座を作成するだけなら、たいしたコストはかかりませんから、、、、、
そういったサービスを利用するのは個人の自由です。時間をお金で買うというのも立派な選択肢だと思います。
しかし、少し調査してみると、それほど苦心惨憺することもなく、海外口座を開設することができます。
海外の銀行口座については、海外口座情報交換のページが充実しています。
ここのサイトは、良質かつ大量の情報が掲載されています。
とりあえず海外口座を開いてみたものの次に何をすればいいかわからないという方。 そもそも、スタートが間違っています。海外口座は必要があるから開くのです。あなたの目的は何でしょうか?

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